株式会社アイ・シー・シー

アイ・シー・シーは、人類の遺産、文化的所産をハイクオリティな映像で取り込み、多くの方々に感謝を与えたい、という願いを込めて設立いたしました。戦いの世紀を経て、”文化＝心”の世紀といわれる21世紀に、世界に向けて良質なソフトの発信基地となり、文化の普及と国際交流を促進していきたいと考えています。

当社の理念を具体化したソフトとして絵画のコンテンツがあります。
これは、世界的に評価の定まった名作絵画を、ハイビジョン･カメラで撮影した動画映像で、収録絵画点数1058点というボリュームと、特殊撮影法を駆使した驚異的な鮮明画像とで、世界に類をみない美しい絵画の映像との、高い評価を得ています。

今日、同等の絵画コンテンツを作るのは至難のこと（交渉の長期化・複雑化、制作費用の高騰などにより）と言われていますが、まさしく貴重な映像資源と自負いたしております。レオナルド・ダ・ヴィンチは、”絵画こそ最高の芸術”といっています。私たちが絵画に心血を注ぐゆえんもここにあります。
特に、古典絵画には美しさと同時に、時代背景・社会状況・風土・環境、そして、画家の情熱と精神が描写され、不変的な価値を有しています。だからこそ数百年を経た今日まで多くの人々に感動を与えつづけてきたのです。そして、これからも感動を与えつづけていくものと確信いたしております。

絵画には、陳腐化しないコンテンツとしての価値があります。高速で大容量の情報伝達、TV（地上波、BS、CS）の高画質・多チャンネル化、さまざまなデジタルデバイスの普及など、ITとメディアはますます進歩を遂げ、まさに私たちがかねてより抱いていた”文化的ソフトマーケットのネットワーク構築”という願いを実現できる時代を迎えています。当社と思いを同じく仲間の賛同を得て、”文化＝心”の21世紀に、『知のソフトウェア』を発信し続けることにより、人間性を呼び戻し、かつて美しかった地球を取り戻すことに役立てたいと心から願っております。

アイ・シー・シーは有意義で楽しく鑑賞できるソフト作りを目指して、下記のコンセプトに拠って商品開発を行なっております。そして、今後もこの姿勢を貫き通したいと思います。

人間が創り出した文化的財産の中から「教養・娯楽・リラクゼーション・生活の知恵」の四つのジャンルにおける、インターナショナルで普遍的価値を有するテーマをソフト化する。

楽しく鑑賞、活用できるソフト―をモットーに、例えば教養と娯楽の合体、つまりエデュケーショナルなものとエンタテイメント性の両方の性格を有するエデュテイメント・ソフト”を目指す。

ひとつのテーマをソフト化するにあたって、狭い範囲で取り上げるのではなく、総括的な観点に立ってそのテーマを集大成し、半永久的に鑑賞、活用できる総合的なものとする。時代の要求によって生み出されたメディアをより効果的に活用できるソフトを追求する。